【AR事例解説】ぬりえARが進化!ARオブジェクトにリアルタイムでぬりえできる「Quiver」

ぬりえAR(拡張現実)の最新事例

今や当たり前のようになった、ぬりえができるAR(拡張現実)コンテンツですが、このぬりえAR(拡張現実)に新たな時代がやってきました。

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いまや定番!?「ぬりえAR」国内プロモーション事例3選

2014.11.27

それは、AR上のオブジェクトに直接リアルタイムでぬりえができるというもの。

Quiverというアプリの最新アップデートによって、ぬりえをAR(拡張現実)上のコンテンツにリアルタイムでぬりえができるリアルタイムテクスチャリングの機能が追加になったようです。

一歩進んだ”リアルタイムぬりえAR”を実現!

このぬりえAR(拡張現実)のスゴイところは、ぬりえをしている色をリアルタイムでAR(拡張現実)上のコンテンツに描画することが出来るという点です。

いままでのぬりえAR(拡張現実)の仕組みは、一度AR(拡張現実)オブジェクトのテクスチャをアプリ内で撮影し、静止画像にした後、3Dモデルに貼り付けるというプロセスが一般的だったのですが、Quiverの最新アップデートではその色塗りの過程までも反映している様子が見えます。

そして、よく上記のデモ映像を観察してみると、ぬりえをしている色鉛筆も写り込んでいます。おそらく、静止画ではなく、カメラに写っている該当場所のリアルタイムフィードを反映しているので、まるで鏡のように紙上の動きをAR(拡張現実)に反映しているということになります。

スマートフォンやタブレット端末への負担が相当なものになってそうですが、その点はデモ映像では特にディレイもなく動作しているようですね。

“リアルタイムテクスチャリングAR”が見せる可能性

ぬりえAR(拡張現実)の最新事例

このぬりえARの技術を、筆者は勝手ながら、”リアルタイムテクスチャリングAR”と表現しようと思います。

この”リアルタイムテクスチャリングAR”を使うと、実はものすごく面白い事ができる可能性があるんです。

例えば、

  • 水面への反射をAR(拡張現実)で実現することで、リアルなARウユニ塩湖を表現することができる!
  • 飛行機など乗り物に自分の顔をテクスチャリングできれば、パイロットや運転手になったようなAR体験ができる!
  • 手軽にAR上で商品などの立体物デザインの3Dシミュレータができる!

など、まだまだアイデアは出そうですが、リアルタイムにテクスチャリングができるというのは、これまでの静的なAR(拡張現実)から動的なAR(拡張現実)コンテンツにすることも可能です。

まとめ

ぬりえARの活用は企業だけでなく、自治体などへも広がっています。

やはり子どもを巻き込むことができるため、親子セットでイベントやプロモーションの参加者にできるというのは大きな強みですよね。

これからのAR(拡張現実)プロモーションがどのような方向に進化していくのか楽しみですね。


ABOUTこの記事をかいた人

タカハシリョウ

1988年生まれ。2011年に独立、最先端技術からアナログ技術を結ぶクリエイティブを提案。主な事例として、サンシャイン水族館「ペンギンナビ」においては、カンヌライオンズ(旧:カンヌ広告祭)での最高賞であるゴールド受賞。 その他に、朝日新聞AR広告プロジェクト、スターバックス・コーヒージャパン 「清川あさみコラボキャンペーン」、HISプロモーションJリーグ様「ヤマザキナビスコカップ2012ARプロモーション」、積水ハウスARプロモーション、サンライズ ガンダム35周年「ガンダムUC」プロモーション、松竹「クロユリ団地」公開記念プロモーション等、多数のプロモーションを手がける。 【受賞歴】 Cannes Lions 2013,2014 - Gold / Silver /Bronze ADFEST 2014 – Silver LOTUS Spikes Asia 2013 – Silver