【VR事例解説】360度VR(仮想現実)でハロウィン!海外で話題のYoutube活用のVRプロモーション

targetのYouTubeを利用したVR(仮想現実)プロモーション

日本でもコスプレした若者たちで渋谷などの都心が大混雑したことも記憶に新しい”ハロウィン”。

やはり本場海外では一足お先に、最先端技術VR(仮想現実)を使ってプロモーションに活用した企業があったようです。

アメリカで生活雑貨などを扱う「Target」が、YouTubeを活用した360度映像によるVR(仮想現実)プロモーションを実施し話題を集めています。

ハロウィンの空気満載の360度VRムービーストーリー

まずは、上の映像からご覧ください。この映像からオープニングなのですが、きちんとした設定があり、不思議な家に迷い込んだ主人公(あなた)の一人称視点で物語が始まります。

家に入ると、部屋を選んでねというアテンションが表示され、ユーザーは好きな部屋を右上のボタンから選ぶと、様々な部屋に行けるようです。

例えば、骸骨たちとディナーをしているVR(仮想現実)ムービーや、

お墓の周りにゴーストやモンスター達が出現するVR(仮想現実)ムービーなど、ちょっと怖いものまで3種類ほどあるようです。

このプロモーション結構話題になっているようで、本記事を書いている時点で60万回再生の動画もあります。

TargetのVR(仮想現実)プロモーションのポイント

このVR(仮想現実)を活用したプロモーション、一見面白いだけに見えますが、Targetはしっかりと潜在顧客にアプローチできるようにプロモーション設計しています。

ポイントとしてあげられるのは、

  • VR(仮想現実)ムービーにきちんとしたストーリーがあること=インタラクティブ性があるため、試してみたくなる
  • VR(仮想現実)ムービーに自社の商品があること=ハロウィンの飾り付けなどの参考動画になっている
  • 視聴後に自社製品の10%クーポンコードが発行されていること=潜在顧客に購買意欲を高めさせる

上記の3つといえるでしょう。

正直コンテンツが圧倒的にスゴいかと言われると、ある意味ホームビデオ感もあるのですが、きちんと自社のプロモーション、また売上UPにつながる施策として設計しているので、ただ単に話題づくりで終わらないようにしているのがいいですよね。

vr(仮想現実)体験のアテンションがあるので動線設計がしっかりしている

また、初めてのユーザーでもある程度理解が出来るように、動画の最初と最後にアテンションを入れ、スムーズにユーザーが体験できるように動線設計もされています。

まとめ

このプロモーションによるきちんとした効果測定のデータはありませんが、バイラル施策としては面白く、ユーザーに明確なメリットがあるので、成功といえるのではないでしょうか?

海外と日本のハロウィン文化は違いますが、このように年間の大きなイベントに合わせて事前にVR(仮想現実)やAR(拡張現実)といった、最新技術のコンテンツを制作し、うまく潜在顧客を巻き込んでいくことができると話題づくりとコンバージョンの両立ができるかもしれませんね。


ABOUTこの記事をかいた人

タカハシリョウ

1988年生まれ。2011年に独立、最先端技術からアナログ技術を結ぶクリエイティブを提案。主な事例として、サンシャイン水族館「ペンギンナビ」においては、カンヌライオンズ(旧:カンヌ広告祭)での最高賞であるゴールド受賞。 その他に、朝日新聞AR広告プロジェクト、スターバックス・コーヒージャパン 「清川あさみコラボキャンペーン」、HISプロモーションJリーグ様「ヤマザキナビスコカップ2012ARプロモーション」、積水ハウスARプロモーション、サンライズ ガンダム35周年「ガンダムUC」プロモーション、松竹「クロユリ団地」公開記念プロモーション等、多数のプロモーションを手がける。 【受賞歴】 Cannes Lions 2013,2014 - Gold / Silver /Bronze ADFEST 2014 – Silver LOTUS Spikes Asia 2013 – Silver